サウナで整うとは「サウナ室⇨水風呂⇨外気浴を3セット」して血中のアドレナリンと副交感神経が最大限に活発になった2分間の恍惚感(こうこつかん)を言います。
恍惚感とは「意識がはっきりしない状態」を言います。
この状態になるためにサウナ常連者はサウナに通うんです。
ではこの意識がはっきりしない状態は危ないのでしょうか?
今回はサウナで整うのは危ないのか解説していきます。
サウナで整うのは危ないのでしょうか?
サウナで整うのは危ない?
結論からいうと健康で若い方なら危なくはないです。
しかし、高齢者や基礎疾患もある方、特に血圧が高い方は注意が必要です。
また、若いからと言って無茶をするのも危険。
では、どの様な危なさがあるのでしょうか?
以下のような危険があります。
- 疲労感
- サウナ依存症
- ヒートショック
- 脱水症状
- 髪が傷む
- 肌の乾燥
では1つ1つみていきましょう。
疲労感
サウナ室では大量に汗をかきますよね。そうすることで体内の水分が減り血流が悪くなり疲労感を感じるようになります。
またサウナという極限の状態に長くいると心身とも疲れてしまいます。
普段から疲労が溜まっている方はこの様な状態になると更に疲労感が増すようになるんです。
これは運動で疲れていても同じことが言えます。
サウナ依存症
最初に書いた恍惚感を味わうがためにサウナに通い付けているとサウナ依存症になってしまいます。
依存症になるほどサウナに通い詰めていたら危険です。
そうなるとここで書いている色々な副作用が起こってしまいます。
ヒートショック
ヒートショックになると危険です。
サウナで整うこととヒートショックは違います。
サウナで整うために「急激な温度の変化で身体がダメージ」を与えてしまうことが多々あります。
このダメージがヒートショックです。
急激な血圧の上下を何回も受けていると血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。
脱水症状
サウナで脱水症状になるのも危険です。
当然サウナは汗をかくために入るので体の水分は減少します。
そうすることで脱水症状になります。
脱水症状になると口の渇きや体のだるさ、立ちくらみ等が起きます。
髪が傷む
サウナは髪が痛む原因にもなります。
ちょうどシャワーやドライヤー、ヘアアイロンやストレート&デジタルパーマで髪にダメージを与えているのと同じです。
この熱が変移することで髪のタンパク質が硬くなりダメージを与えてしまいます。
肌の乾燥
乾燥肌の人がサウナに入り過ぎたら肌が更に乾燥し肌荒れを起こしてしまいいます。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
危ない場合の対策
上記のような状態で危ないと感じたら通うのを一旦止めましょう。
普通の人でもサウナに入り過ぎるのは危険な場合があります。
特に最初に書いたように高齢者や基礎疾患もある方、血圧が高い方はサウナに入り過ぎるのは止めて下さい。
サウナで整うコツ
サウナで整うコツは以下の手順をしっかり守ることです。
- シャワーを頭から浴びて身体を洗う
- 体を拭く
- ①サウナ室で8分から12分
- ②汗を拭き水風呂に1分間入る
- ③体を拭き休憩を5分から10分取る
- ①②③のサイクルを3回繰り返す
- シャワーで熱を取ると同時に汗を流す
- 体を拭く
- 水分補給
- タオルを掛け30分横になる
これも最初から毎日行うのではなく徐々に通うのを増やしていきましょう。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
サウナの効果とデメリット
サウナの効果は以下の通りです。
- 疲労回復
- スキンケア
- ストレス改善
- 頭の中がスッキリ
- 睡眠の質向上
- よく寝れる
- 喜びを感じる
- 自律神経が整う
- 瞑想より効果が実感しやすい
- 肩こりの解消
- 減量効果
一方、デメリットは以下になります。
- 体に負担がかかる
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 痴漢がいる
- 依存症になる
- 肌が乾燥する
- 傷が痛む
- 過剰に入ると健康を害する
詳しくは以下の記事に書いています。
サウナハットの効果
サウナハットは色々な効果があります。
特に言えるのは頭皮を守ることです。
その他にもあるので以下の記事を見てみて下さい。
まとめ
サウナは危ないか危なくないかと言えば健康な人なら問題ない。しかし高齢の方や血圧が高い方は危険でした。
危ない兆候は以下です。
- 疲労感
- サウナ依存症
- ヒートショック
- 脱水症状
- 髪が傷む
- 肌の乾燥
対策としては最初から通い詰めないこと。
徐々に回数を増やしていきましょう。